奈良の薬師寺へ行ってきました
2011年 08月 17日15日に奈良の薬師寺にお写経を納めに出かけよう!という事になり
お盆の帰省ラッシュに会わないようにと、主と二人で朝4時にいざ出発!!
なんで、お写経を?
薬師寺は680年に天武天皇の発願によって建立されましたが、戦国時代にその伽藍の
ほとんどを焼失し、長い間東塔と仮の金堂などしかありませんでした。
仏教を学ぶ学問寺である薬師寺、東大寺、興福寺の奈良のお寺は、葬式をせず
檀家がいないため復興の資金が無かったのです。
しかし昭和、平成になって薬師寺は人々に写経を勧め、宗教に関係なく
その納経料に復興の財源を求め、創建当時のままの白鳳伽藍をよみがえらせたのです。(すごい!!)
現在、お写経納経供養料によって金堂、西塔、大講堂、中門、回廊の一部や僧坊が既に復興し、
玄奘三蔵院伽藍が建立されているんですよ。
去年伺った時には、東塔をみる事が出来ましたが、今は10年間の解体修理に入っています。
上の写真は東塔です!10年の眠りの後は、どんな姿になるのでしょうね!
一字一字心を込めて書く・・・・一人一人のの心が集まってからこそ成し得ることですものね。
お写経道場で行うのですが、大勢の方がいらしており、小学生の子どもたちも
ご家族の方とされていました。
次ぎの時代に、日本の心を伝えるっていいことですよね!
それにしても、お写経によって伽藍復興をするという、前代未聞の偉業を考えられた
高田好胤管主は、すごいですね
金堂の薬師三尊像はすばらしいですよ
銅で作られているそうですが、銅という字は、金と同じと書きますよね!
その位貴重なものだったそうですよ!!
集中して、馴れない筆で書くのは難しいですが、何度かしていると邪心が無くなるのかなァ?
夫も、若いとき友人と2回来た事があるみたいで、懐かしそうでしたよ!
それから丁度、今の管主の山田法胤(やまだほういん)さんのご法話があり、
聞かせていただく事が出来ました。
暑い一日でしたが、心がすっきりすっきり!!です!