カテゴリ:俳句( 11 )
十年前 藤井雪兎
2013年 06月 12日
十年前 藤井雪兎
玄関のドア少し開けては閉めるニートです
遠くから母校見つめニートです
思い出に謝ってばかりのニートです
坊主にして何かが変わるはずだったニートです
貸した金惜しみながらボルトを回す
眠剤売った金募金しろってか姉ちゃん
ナマポ切られた町を振り返っている
雑草にぶっかけるシャツすら無かった
初雪も見ずに顔覆っている
火だ火だぞ火じゃねえか火があるぞ
瀬戸内の小さな島・・・・百島へ吟行に行って来ました!
2013年 04月 11日過疎化してしまったり、高齢化で空き家が増えている中・・・・
最近の瀬戸内の島は、犬島アートプロジェクトなど
ARTによって注目されていますね・・・。
ここ、百島も犬島アートプロジェクトを手がけた
現代美術作家の柳幸典が中心に、[ART BASE 百島]として
旧百島中学校跡を中心に去年の11月に特別展が開催されました!
今回は、常設のみ見学!
島をゆっくり吟行しました・・・・・。
島の人々の歴史を感じながら・・・・・・。

突風の中・・・・虹がみえましたよ!嬉しい!!
少しだけ・・・・ご褒美かも?
でも・・・・一瞬で消えた・・・・。
この偶然も吟行ならではですね!
【桟橋の飛沫に消えし春の虹 集】

かつて、人々の娯楽場であった映画館跡・・・・
販売機に小さな神社・・なんだか不思議!
【人の無き映画館跡さくらさくら 七未】


トイレも作品になっている・・・。


パンジーの鉢は??? そう!トイレですよ~~(笑)
【パンジーにトイレタンクの余生とは 転児】

カフェでランチタイム!自然でいただくと美味しい~~!


美味しいそうな・・・・よもぎ??あれ?

藤もこんなに・・・・。




フェニックスがこの蔓で占領です~~!自然の勢力争いなり!!

【つぎはぎの納屋の引き戸や鳥交じる 千絵】

【ゆく春や水門固く閉ざされて 吼文】


すずりさんのお母様特性よもぎ餅と桜餅で句会です~~!おいちィ・・・・。
【花冷えの上映時間果ててなほ すずり】

ここは真剣ですぞ!
句歌詩帖 草藏 いしかべり句会では、一緒に俳句を愉しむ仲間を募集中です!
お問い合わせは、
大黒ギャラリーくわみつ(084-922-3323 info@kuwamitsu.net)まで
句歌詩帖草藏のHPはこちらです
Vol14 猫祭りinくわみつ・・・・俳句に登場する猫
2013年 02月 26日私が猫まつり中に作った句を少し・・・。
小魚を甘く煮てをり猫の恋(七未)
人待ちのあひだを通るうかれ猫(七未)
あやとりの梯子を外す春の猫(七未)
花びらをすりて歩むや春の猫(七未)
猫が光って春の日の五重塔(七未)
今日は、俳句と猫について少し・・・・。
俳句では、猫自体は季語ではありませんが、
季語としての猫もあります。
今の季節!春の季語としては・・・・恋猫 猫さかる 浮かれ猫 猫の夫
猫の妻 猫の契 春の猫 戯れ猫 通ふ猫 猫交じる
猫の親 猫の子 猫の恋 猫の産 などがあります!
この季節・・・夜となく昼となく恋に憂き身をやつし・・・・
その結果・・・子猫が生まれる・・・。
その流れを初春・仲春・晩春と分けて季語にしているんですよ!面白いでしょう?
一緒に俳句を楽しみたい方大募集中です!!!
いしかべり句会は、佐々木六戈代表の【草藏】の福山の会です!
一瞬を切り取るってオモシロイ!
月に一度、句会をしたり、吟行したり・・・・楽しいですよ~~(*゚▽゚*)
大黒ギャラリーくわみつまでお問い合わせください【084-922-3323】見学も大歓迎!!!!

東村真季作

今井麻友美作(アサ)

阿木志織作

藤川一夫作
吉備路・・・節分吟行(いしかべり句会)
2013年 02月 04日岡山県総社市の国分寺に総勢9名で吟行に行きました!
2月3日は節分で冬の季語なんですね。
2月4日からは立春なので春の季語を使うのですが
俳句は、少し季節を早取りするので、冬と春の歳時記を
用意していったのですが、昨日はさすがに冬の季語は
似合わないくらいポッカポカ~~~。
犬や子どもたちも大はしゃぎ・・・・二月とは思えない・・・(´∀`)
まァ・・・・その暖かさのおかげで、ゆっくり吉備路の
散策が出来て気持ちよかったですよ~~(^O^)
いしかべり句会では、家庭で句を作ってきてする
句会(くわみつで月一回しています)の他に、
吟行と言って、いろいろなところに行き、
その場で句を作って句会をするお楽しみもあります!
私は吟行に行くと・・・わァ~~~いいなァ~~~って
歩いているだけで、なかなかすぐに作れないんですけどネ!
即興なので、みんな名句や迷句がいろいろできるんですヨ~~
これがまた面白い!!!!
自然の中で、ゆっくりみ見ていると、季節の動きや新鮮な発見があって
ちょっと、ときめきます

一緒に俳句を楽しみたい方大募集中です!!!
いしかべり句会は、佐々木六戈代表の【草藏】の福山の会です!
草藏のHPはこちらです
大黒ギャラリーくわみつまでお問い合わせください【084-922-3323】見学も大歓迎!!!!














今日は【啓蟄】です~~。
2012年 03月 05日
今日は、二十四節気の一つ【啓蟄】ですね!
大地が、温まって、冬ごもりしていた虫達が、いそいそと出てくる日!ということなんです。
木々も草木も動物も鳥も魚も虫達も・・・・おはよー!!
あらゆる生き物が動き出す・・・・。
もちろん、人間も・・・・・さぁ!!!!気持ちを切り替えて躍動的な自然に負けないように
頑張りたいものですね

春の季語にも【啓蟄】はもちろんありますよ!
初春の季語を使う頃は、まだまだ冬の名残がありますが、仲春の季語【啓蟄】からは、
いよいよ本格的な春って気がします。
うーん???なんだか毎日眠いのは・・・春眠?
啓蟄のひとり児ひとりよちよちと 飯田蛇笏
恒例!新年・・・・初句会!
2012年 01月 22日場所は、俳句仲間のヨシダコウブンさんのお宅・・・・・蔵王山のふもとで
まだまだ自然の沢山残っているところです!
今日は、大寒というのに、まるで春!
青空の中、とても気持ちのいい一日でした!
作った俳句は・・・・名句か?迷句か?果たして・・・・どちらか分かりませんが・・・・・


梅の蕾も膨らんで・・・・やさしい香りを運んでくれるのももうすぐですネ!

なんと!!!てんとう虫がいましたよ!あまりの温かさで、春と勘違い???
明日からの寒波は・・・ビックリでしょうね!

たんぽぽも咲いていました!おまけに綿毛も・・・・・季節が分からなくなりますねぇ!


空蝉と蟷螂の卵の殻・・・・・・吟行では、普段見落としているいろんな自然の
営みを見ることができます。
冬薔薇(ふゆそうび)
2011年 12月 16日
俳句では、冬薔薇と書いてふゆそうびと読みます。
冬の寒さに耐え、控えめに・・・それでいて決して枯れているわけではなく
内に秘めた鮮やかさを持って咲いている薔薇・・・・・。
今日のように、雪がちらつく寒い日は、その寒さの中で咲いている薔薇が
いっそう鮮やかに見えます。
私が、初めて句を作った季語が、冬薔薇でした。
確か・・・・木漏れ日をあつめて紅し冬薔薇・・・だったかな?
えーっ!!俳句って?????どうやってつくるのー?
確か・・・五七五だよね!!て感じでした

今から思えば、つたない句ですが・・・・・チンプンカンプンで一生懸命つくった気がします。
あすは、忘年会を兼ねた(いしかべり句会)です!!
おぉーッ!句をつくらなくっちゃ!!!!
久々に、今夜、冬薔薇の句を作ってみようかな?
今日、9月8日は白露〔はくろ〕です
2011年 09月 08日でも、雲はほうき雲・・・・秋です。

そんな中でも、暦の上では、9月8日あたりが、【白露・・・はくろ】なんですよね。
そう、もう仲秋なんです!
白露とは、歳時記によりますと、二十四気の一、陰暦八月の節で、処暑の後十五日、
すなわち9月8日頃に当たる。
陰気ようやく重り、露凝って白き意である。という事なのですが、
簡単に言えば、秋気が次第に冷涼さを増し、露が白く凝る季節ってことなんです。

龍神の両神山に白露かな 金子兜太
青銅の群肝白露賑わえり 金子兜太
美しくはかない白露を、このような力強い句にされるのは、金子兜太さんならではですね。
博多山笠吟行だ―!
2011年 08月 31日来年のことを言うと、鬼が笑うかも知れませんが・・・・いえいえ、どうぞ笑ってくださいナ

来年の7月の博多祇園山笠に合わせて、博多で【句歌詩帖草藏】
の吟行をする事になったとのご連絡!!
宿の手配を早めにしないといけないので、早めに出欠が知りたいとの事でした。
行く行く

実は、人ごみが苦手な私は、自分から進んでお祭りに行くっていうことがなかったのですが、
いい機会!熱~いお祭りもいいなって・・・・・。
これ、初体験になります。
博多山笠の歴史は700年以上も前から・・・・・、櫛田神社に奉られている、素戔嗚尊(スサノオノミコト)
に対して、奉納される祇園祭の一つです。
クライマックスは追い山笠!追い山は約1トンの山笠と呼ばれる山車を空が白み始めたころから
太鼓の合図で櫛田神社前をスタート。
約5キロのコースを駆け抜けて、そのタイムを競うそうだ。
男衆が「オイサオイサ!」と勇ましいかけ声を上げながら博多の町を駆け抜ける・・・圧巻ですね。
来年が、草藏ができて、10周年とのこともあり、企画されたみたいです。
さすが、福岡出身の木耶ラさん!・・・・チョイスがいいですね ●*'v`*人).o0ЙICЁ♪

楽しみだなァワッショイヽ(´∀`)メ(´∀`)メ(´∀`)ノワッショイ

空蝉は夏の季語なんです~~今の季節はもう使えない・・・。
最近、蝉がおなかを上に死んでいるのをよく見かけるようになりました。
やっぱり、秋なんですね。人間より動植物は、自然に素直なのかも知れませんネ。
土曜日は句会・・・そろそろ作らないといけません・・・・楽しくて、苦しい・・これまたいいんですよ!!
優曇華・蝶蜻蛉ってなあに?
2011年 07月 30日その中で、優曇華(うどんげ)という季語を使った句がありました。
優曇華って何?てことで、みんなで調べましたら・・・・・・草蜻蛉の卵の事でした。
小さな短い糸の先に白い虫の卵が一つ付いていて、それが壁や電灯などに
まとめて毛のように生えています。
小さいので、目につきにくいですが・・・・・・・・・見たことがありませんか?
この幼虫は、アブラムシを食べるので、アブラムシのいるそばに
生みつけられるそうです(賢いでですネ)
仏教の世界にも、三千年に一度だけ花をさかす「優曇華(うどんげ)の花」と呼ばれる
想像上の幻の花があるそうですよ。
花が咲いた時に金輪王が現世に出現し、この世を救うとされているそうです。
今日は、蝶蜻蛉(ちょうとんぼ)って季語を使った句も出ました。
見たことないなぁぁぁ・・・・翅(はね)が蝶で体が蜻蛉?????
調べてみたら、トンボ科の昆虫。体は黒色で、翅(はね)は幅広く、
先端が透明なほかは黒褐色で紫青色または金緑色の光沢がある。
池沼の上をチョウのように飛ぶ・・・・とありました。
幻想的な感じですねぇ・・・・・見てみたい +.o.+゚ルン♪ヾ(●'∀'●)ノ♪ルン゚+.o.+゚
まだまだ、季語になっているものですら、知らないものが多いですネ。
知らないもの・・・・調べると結構楽しい

小さな不思議な世界・・・・ワクワク
